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医療法人もみの木歯科 院長 村田幸一朗 監修
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こんにちは!助手、受付の奥田です。
3月に入り暖かくなるかと期待していましたが、まだまだ朝晩冷えますね。
寒いとコロナウイルスの流行も多いと感じるので、早く暖かくなって、流行を落ち着かせてほしいです。
そして、コロナウイルス流行により、歯が痛くなっても歯医者に行きづらいと思ったことはありませんか?
当院では患者様に安心して通院していただけるよう、
『歯科に持ち込まない、家に持ち帰らない』を意識し、
感染対策をしっかり行っています。
ここで親知らずについてお話していきたいと思います。
みなさんは親知らずはご存知でしょうか?親知らずとは、大臼歯(大人の奥歯)の中で一番後ろに位置する歯のことを言います。
永久歯(大人の歯)の中で、一番最後にだいたい10代後半から20代前半のうちに生えてきます。
生え方は人それぞれ異なりますので、抜き方も変わってきます。
『当院でしている抜歯の一部例』
・真っ直ぐ上に頭が出てきた場合
↓
麻酔
↓
抜歯
↓
抜いたところの清掃
1日で終了します。
・横に向いて生えてきて、頭が出てこない場合
↓
麻酔
↓
切開
↓
頭を出すために揺らす
↓
頭を削って出しやすくする
↓
頭を分割する
↓
根っこを出す
↓
抜いたところの清掃
↓
縫合
(1週間後に抜糸)
抜歯は、1日で終了しますが、抜糸に来ていただくので、来院回数は2回になります。
そして、
・横に生えていて、第二大臼歯(7番目)が虫歯になってしまう
・磨きにくいことにより、プラーク(汚れ)や食べかすが溜まり、歯茎に炎症が出て、頬、首が腫れる、発熱を起こす、ご飯が食べられない、などがあります。
・真っ直ぐ上に生えている、頭が出てきていなく眠っている(トラブルを起こさなさそうな親知らず)
・親知らずが機能(噛んでいない)していない(上の歯が生えているが下の歯が生えていない)
・しっかり歯を磨く事ができる方
・痛みが出てきていないので、抜くのはちょっと、、、という方は残しておく場合もあります。
そして、年齢を重ねるごとに癒着(顎の骨と歯がくっついてしまうこと)して、抜けなくなってしまう場合もあるので、若いうちに抜いておく方がいいのです!
年齢関係なしに、当院で抜くことが難しい場合や、親知らずの頭の周りに、のう胞(膿の袋)ができてしまって、顎の骨を空洞にし、第二大臼歯(7番目)に歯根も溶かしてしまうこともあるので、総合病院に紹介させていただくこともございます。
一人ひとりお口の中の状態が違うので、まずは、お口の全体的なレントゲン写真を撮って確認し、
先生と相談をしてみましょう。
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