口腔機能低下症|三重県松阪市の歯医者「医療法人もみの木歯科」

ORALFUNCTION

口腔機能低下症とは

  • 口腔機能低下症とは、病気やケガ、加齢などの原因で噛むことや飲み込むこと、口の周辺の感覚や唾液を分泌する機能などが低下することを示しています。
    特に高齢になるほどむし歯や歯周病で歯を失うケースが増え、入れ歯を使ってもしっかり噛めていないケースもあります。このため口腔機能が低下しやすく、服用している薬剤の影響や低栄養状態になりやすいことも含めて、状況が複雑化する例も少なくありません。
    口腔機能低下症を防ぐためには、それぞれの方の身体の状態や生活環境を踏まえて、適切に関与していくことが欠かせません。

こんな症状はありませんか?

    • 食べ物・飲み物が飲み込みづらい事がよくある
    • 硬いものが食べにくくなった
    • 水・お茶や汁物などでむせることがある
    • 口がよく乾く
    • 食べ物が口の中に残るようになった
    • 食べこぼしをするようになった
    • 活舌がわるくなった

    上記に該当する項目があれば歯科医院で治療が受けることが可能です。

ご自分でできるセルフチェック

    • 半年前に比べて硬いものが食べにくくなってませんか?
    • 水や汁物でむせることはないですか?
    • 飲んでいる薬の種類は5種類以上ありますか?
    • 過去半年以内で2~3㎏以上の体重減少がありますか?
    • 過去半年以内で発熱がありましたか?
    • 食べこぼしをするようになった
    • 週1回以上、外出していますか?

    ぜひ一度、ご自身で口腔機能低下症のセルフチェックをしてみましょう。

診断方法について

  • 口腔機能低下症は7つの症状(口腔衛生状態不良・口腔乾燥・咬合力低下・舌口唇運動機能低下・低舌圧・咀嚼機能低下・嚥下機能低下)のうち、3項目以上該当する場合に口腔機能低下症と診断されます。
    当院では、舌苔の付着状態の検査や測定器などを使用し、検査を進めていきます。まずはお気軽にご相談ください。

  • 代表的な予防方法

    • MFT(口腔筋機能療法)

      MFTは口の周辺や舌の筋肉の機能を改善するためのトレーニングです。
      咀嚼(そしゃく)、嚥下(えんげ)、呼吸や発音などの機能を向上させるために、歯科医師や歯科衛生士が半年から1年程度の期間をかけてトレーニングを行います。顔の筋肉は約7割程度が口の周辺にあるので、MFTは口腔機能を取り戻すだけでなく、顔つきが引き締まって見える作用もあります。
      若々しさを保つ意味でも、MFTは高齢の方にお勧めしたいトレーニングです。

    • MFTと矯正治療を併用することで
      治療をスムーズに進めることができます

      MFTは高齢の方の口腔機能低下症を予防改善するだけでなく、お子様への矯正治療の一環としても有効です。お子様の発育途中でお口の周りの筋肉を適正に発達させ、バランスを整えることは、歯並びの悪化を防ぐだけでなく、口呼吸を防ぐ効果もありますし、発音がしやすくなる作用もあります。
      お子様の歯並びが心配な方は、気軽に当院にご相談ください。

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