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医療法人もみの木歯科 院長 村田幸一朗 監修
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こんにちは。もみの木歯科受付・保育士池野です。
関東では緊急警戒宣言が延長され、まだまだコロナ禍で大変な時期は長引きそうですね。
またお家時間も増えお子様とお家で過ごされる方もいると思います。
そこで今日はお子様の「食べる力」についてお話していきたいと思います。
お子様の食事についてお悩みをかかえている方がたくさんいると思います。
偏食・食べるのに時間がかかる・遊び食いなどお悩みはいろいろあると思います。
健康センターなどで子育て支援など、食育指導などお聞きになった方もいると思いますが
「食べる機能」についてはあまり知らない方も多いと思います。
☆「お子様の食べる機能は後天的に育つもの」nicoより引用
つまり、離乳食の始まりから毎日食べる力が段階的に身についていきます。
食べること、言葉を話すことも、日常生活からの環境刺激によってお口の機能発達には大切になってきます。
お口の機能発達を促すためには、日ごろからの言葉かけも大切になってきます。
☆乳児期・哺乳期のお口の機能
哺乳のための反射がみられる
話しかけに対し発声がみられる(3ヶ月頃~)
☆離乳初期は食べる機能が準備されます。
9ヶ月頃には舌を使って食べ物を押しつぶし、下あごを左右に動かしもぐもぐ様運動をします。
前歯が生えそろうのもこの時期です。
前歯を使って、食べ物をかじり取りができている
お口をとじて鼻呼吸ができている
☆離乳完了期1歳~この時期は奥歯が生え始め、噛む練習も一段階と進みます。
ただお子様の食べる機能は個人差がありますので、その子にあった離乳食の進み方で食べる事の楽しさを教えていけたら良いと思います。
☆2~3才のなると、好き嫌いが多かったり、時間がかかったり、あまり噛まずに飲み込んでしまうまどのお悩みはもしかすると、噛む機能が弱かったり、噛み合わせが悪かったり、噛む機能十分に獲得できてなかったりします。
☆3歳からは食べる機能の発達、歯並びや噛み合わせも「食べること」に影響するようになってきます。
前歯が噛み合っていなかったり、虫歯があり奥歯でよく噛む事ができなかったりすると食べる事に影響されているかもしれません。
また舌の裏にある(舌小帯)が短く舌が動きづらかったり、舌を上あごにつけられなかったり
前に突き出すと、舌がハート型になっていたりしませんか?
指しゃぶりやお口が
ポカンとあいていませんか?
お子様お口の発達には個人差があります。
その子にあった食事を大切にし、段階を踏みながら食べる機能の発達を楽しむ事が大切です。
毎日でのお子様の食べ方や、仕上げ磨きの時に、お口の状態をよく観察してみてはいかがでしょう。
お悩みがある方などは、一度小児歯科で診てもらうと良いですね。
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