嚙み合わせの整え方|三重県松阪市の歯医者「医療法人もみの木歯科」

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嚙み合わせの整え方

こんにちは。受付助手の鈴木です。
今回は「噛み合わせの整え方」についてお話しします。
実は、噛み合わせは見た目だけでなく全身の健康にも大きく関わっているのをご存知ですか?
日々の診療を通じて、噛み合わせが乱れていることでお悩みの患者様も多くいらっしゃいます。
このブログでは、噛み合わせが乱れる原因や整えるための方法、そして予防についてご紹介します。

▼噛み合わせが悪いとどうなるの?
噛み合わせが乱れることで、次のようなトラブルが起こることがあります。
・食べ物がよく噛めない
・顎が痛い、音が鳴る(顎関節症)
・頭痛や肩こりが慢性的にある
・歯がすり減ったり、欠けたりしやすい
・顔のゆがみや姿勢のバランスが崩れる
  噛み合わせは、歯だけでなく「顎」や「筋肉」、「全身のバランス」にまで影響を与える大切な要素なのです。
▼噛み合わせが乱れる原因とは?
 噛み合わせが悪くなる原因には、いくつかのパターンがあります。
・歯並びの乱れ(先天的または後天的なもの)
・虫歯や歯周病による歯の欠損
・詰め物・被せ物の高さが合っていない
・歯ぎしりや食いしばりのクセ
・頬杖・うつぶせ寝・片側だけで噛む習慣
・舌の癖(舌を前に出す・歯を押すなど)
 思い当たることはありませんか?
日常の小さな癖が、徐々に噛み合わせを崩してしまうこともあるのです。

▼噛み合わせを整える方法
 歯科医院では噛み合わせの状態を確認し、必要に応じて以下のような対応を行います。
① 矯正治療
歯並びや顎の位置が原因の場合は、矯正治療で正しい位置へ導きます。
子どもだけでなく、大人でも始める方が増えています。
② 被せ物や詰め物の調整
以前治療した箇所が原因で噛み合わせが合わなくなっていることもあります。
高さの調整や再治療をすることで改善される場合があります。
③ マウスピースの使用
歯ぎしりや食いしばりの癖がある方には、夜間用のマウスピースを作ることがあります。
歯への負担を減らし、顎関節を守る役割もあります。
④ 生活習慣の見直し
頬杖や片側噛み、猫背など、噛み合わせを悪化させる生活習慣の改善も大切です。
歯科医院では、患者さんに合ったアドバイスをしています。

▼自分でできる噛み合わせケア
 以下のようなことを意識するだけでも、噛み合わせの悪化を防ぐことができます。
・両側の歯をバランスよく使って噛む
・姿勢を良くする(特にスマホを見るとき)
・頬杖や歯ぎしりなどの癖に気づく
・定期的に歯科検診を受ける

▼最後に
噛み合わせの乱れは自分では気づきにくいことも多いですが、放っておくと歯や体にさまざまな不調を引き起こす可能性があります。
気になる症状がある方、以前から歯並びや顎のことで悩んでいた方は、ぜひ一度ご相談ください。

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