歯周病について②|三重県松阪市の歯医者「医療法人もみの木歯科」

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歯周病について②

こんにちは、医療法人もみの木歯科 歯科衛生士の小林です(・∀・)

4月に入って、気温の変化を感じます。急に暑くなる日が増えましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、前回のブログでは歯周病とは「歯を支えている骨が溶ける病気」という内容でしたね。

今回は、当院に歯周病治療に通って頂き歯周病が改善された症例をご紹介していきます!

↓クインテッセンス出版 月刊歯科衛生士 2024年5月号に掲載して頂きました。

 

〈 患者様について 〉

初診日:2021年5月 61歳女性 

主訴:歯ぐきから血が出る、30代くらいまで綺麗な歯並びだったが、下の歯がずれてきた

歯科通院歴:5年以上前

全身既往歴:高血圧・糖尿病

 

〈 この患者様の歯周病治療の計画 〉

炎症のコントロール

①お家でのセルフケアのモチベーションの向上 

②歯周基本治療(歯磨き指導・歯ぐきの中の歯石取りなど)

③口呼吸による歯ぐきの炎症を軽減する

④全身的既往歴について

力のコントロール

①かみ合わせの調整

②舌の正しい位置について

③奥歯にかかる負担の軽減

 

(1)2021.5月初診時      (2)2021.9月治療開始4ヶ月後       (3)2024.8月

 

 

 

 

こちらの患者様に対して炎症のコントロールと力のコントロールをおこなったことで、初診時の主な訴え「歯ぐきから血が出る。下の歯がずれてきた。」が改善されました。

 

 

歯周病は、歯医者で歯石取りをしたらそれだけで治るのではありません。お家でのご自身による毎日のセルフケアがとても重要になります(^ω^)

今回の症例の患者様もお家でのセルフケアを頑張って頂きました。

 

患者様によって生活背景が異なるので、歯磨きする時間・回数、歯医者に来る優先度など様々だと思います。

当院での歯周病治療は、患者様の生活背景をしっかりとお尋ねした上で、お家でのセルフケアの方法について担当歯科衛生士からご提案させて頂いております。

患者様のお口の中の状態が改善されることを目指して、患者様と一緒に私たち歯科衛生士も精一杯頑張ります!

 

何か気になることなどあればお気軽にスタッフにお尋ねください☆

 

 

 

 

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