歯周病について|三重県松阪市の歯医者「医療法人もみの木歯科」

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歯周病について

〜医療法人もみの木歯科 村田幸一朗監修〜

https://www.mominoki-dc.com/staff/

 

こんにちは、もみの木歯科おぐらです。

春分の時期を迎えましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。

季節の変わり目ですので、お身体にお気を付けくださいね。

 

 

さて、今回は歯周病についてお話しします。

名前は聞いたことがあるけれど、詳しくは知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

歯周病とは「骨が溶ける病気」です。

 

 

 

 

 

できる限り歯を削らない、予防治療を掲げている当院ですが、歯を抜いたほうがいい場合もあります。

抜歯は最終手段ですが、どのくらい骨がなくなると抜歯になるのかを下記に纏めました。

 

 

「まったく骨がなくなった場合」

通常は歯を骨で支えていますが、周りの骨がなくなると歯茎と付着しているだけの状態になる為、倒れたり移動したりする状態では治療のすべがなく、嚙むことも困難となる為、抜歯をお勧めしています。

 

「隣の歯も巻き添えを受けそうな場合」

実は歯周病では“歯と歯の間の骨”を失うことが多く、炎症の初発部位になります。歯と歯の間は歯磨きが難しい為、歯茎の防御も弱いからです。放置することで隣の歯と共倒れになる可能性が高い場合に抜歯を推奨することもあります。

 

 

しかしこれらの症状ですが、条件が揃えば骨が再生することもあるのです!

 

それが、歯の根っこの炎症が原因の場合です。歯がグラグラしていても、根っこの治療を行うことで骨が回復し、改善に向かう場合もあります。

根っこの治療は通院回数もかかる大変な治療ですが、一本でも多くご自身の歯を守るためにも必要な治療と言えます。

 

 

現在、80歳の方の平均残存指数はたったの6、8本(厚労省調べ)と言われていますが、歯周病は毎日の歯磨きで予防できます。

将来1本でも多くの歯を残すためにも、日頃のケアに加えて定期健診を受けてみてはいかがでしょうか。

 

当院でも定期健診や、一年に一度を目安に口腔内全体の検査を行っています。

今回挙げた歯周病の検査をはじめ、カラー写真やレントゲンなどの詳しい資料を基に担当の衛生士から検査結果をご説明させていただき、適切な歯磨きの方法も患者様一人一人の患者様へ丁寧に指導させていただいています。

身体の健康は口内環境から。少しでも皆様の健康を守るお手伝いができれば幸いです。

ご不明な点や気になることがありましたら、ドクターやお近くのスタッフまでお気軽にご相談ください!

 

〜nico 2025March参照〜

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