口腔乾燥症について|三重県松阪市の歯医者「医療法人もみの木歯科」

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口腔乾燥症について

こんにちは!保育士の大津です。

朝と昼との寒暖差が大きいので、風邪などには気を付けてお過ごしくださいね。

 

今回は、口腔機能低下症の7項目の1つでもある「口腔乾燥症」についてです。

「最近口のなかが乾くな~」「唾液が出にくくて食べ物が噛みにくい」などと

感じている方はいませんか?

ひょっとすると、それは「口腔乾燥症(ドライマウス)」かもしれません。

 

「口腔乾燥症」とは、唾液の分泌量が様々な原因から減少し、口の中の粘膜やや舌・唇などが乾燥したり、喉が渇きやすくなる症状を指します。

 

唾液は、食べ物を柔らかくして噛み砕きやすくするなど、食事の面だけでなく、口の中を殺菌し、炎症を抑えるなどの自浄作用をもたらしたり、消化の働きを助け胃腸を守る・

虫歯予防など様々な役割があり、唾液が持つ多くの効能が、私たちの健康を支えてくれています。

 

唾液は顔の中を通る3つの主要な線 耳下腺・顎下腺・舌下戦(大唾液腺)から主に分泌されています。口腔乾燥が気になる方は、大唾液腺を優しく揉み解す、「唾液腺マッサージ」を行ってみてください♪

鏡を見ながら、両手人差し指と中指・薬指の腹で左右の耳下腺の辺りを軽く押して位置を確認します。

 

 

三本の指の腹で、後ろから前へ回すように動かしながら、左右の耳下腺を1分間ずつ優しくゆっくりともみほぐします。

 

 

人差し指と中指・薬指の三本と親指で下顎の骨をつまみ、親指の腹をほぐした部分に当てて親指を前後に動かしながら、左右の顎下腺を下から1分間ずつ、ゆっくりともみほぐします。

 

 

人差し指を横にして上唇を下に当てて、親指を顎の下のくぼんだ部分に置き、親指で押しように動かしながら、左右の舌下線を下から1分間ずつ、ゆっくりともみほぐします。

 

 

血行が良くなるように、開始前には手指を温めてから行うと、より効果的です。

強く揉むと筋肉痛が生じたり、皮膚がこすれて炎症の原因となるため、ゆっくりと優しく揉むようにしましょう。

また、顎下腺と舌下線は骨の裏にあるので、下から揉むと効果的です。

 

~口腔機能向上のためのレクリエーション&トレーニング デンタルダイヤモンド社 参照~

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