アフタ(口内炎)とは?|三重県松阪市の歯医者「医療法人もみの木歯科」

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アフタ(口内炎)とは?

~医療法人もみの木歯科 村田幸一朗監修~

 

 

こんにちは!歯科衛生士の飯田です。

 

毎日厳しい寒さが続いていますね・・・⛄

風邪やインフルエンザなども流行っているので手洗い、うがいをしっかりして温かくしてくださいね!

 

今回は、「アフタ」についてです。

アフタとは、最も多くみられる口内炎です。見た目は、境界線がはっきりした直径1~3㎜の円形または楕円形をしており、接触痛があるのが特徴です

 

そしてこのアフタには「孤立性アフタ」「慢性再発性アフタ」があります。

 

≪孤立性アフタ≫

・数が1~2個

・接触痛がある

・通常は一週間~2週間程で自然治癒する

 

≪慢性再発性アフタ≫

・一度に複数個でき、周期的に繰り返してできる

・接触痛がある

・女性にやや多く、思春期以降に増加する傾向

・高齢者ではあまり見られない

・通常は1週間~2週間程で自然に治癒する

 

 

痛みを和らげるには、副腎皮質ステロイドホルモン軟膏、貼付薬、噴霧薬が有効です。

 

しかし、ステロイド剤はウイルス性の疾患には使用できないのでアフタとウイルス性の疾患との鑑別はしっかり行わなければなりません。

 

 

特に、慢性再発性アフタはウイルス性の病変や天疱瘡などの水疱性の疾患との鑑別が困難なことが多いので歯科医院で見てもらうと安心です!☺

 

 

 

~貼付剤(貼り薬)の使い方~

 

1つのアフタに1回一錠(枚)を1日1~2回、白色面をアフタに付着させます。

 

 

まず、指先を唾液で濡らし、錠剤の着色面に指先をつけ、指先に錠剤を付着させます。

それから、そのまま錠剤で患部を覆うように錠剤の白色面を軽く押さえます。

2~3秒抑えたら指を離します。

 

★ティッシュやガーゼなどで患部の水分は軽く拭き取っておくと◎

 

★白色面(貼る側)が唾液で濡れてしまわないようにする

 

★貼った後は数分間は舌などで触れないようにする

 

 

 

アフタは通常1~2週間程で自然に治ってきますが、中々治ってこない場合や痛みがひどい場合など気になるときはお気軽にご相談くださいね!!

参考文献:歯科衛生士9Vol.31

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