むし歯と歯周病の常識・非常識について|三重県松阪市の歯医者「医療法人もみの木歯科」

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むし歯と歯周病の常識・非常識について

~医療法人もみの木歯科 村田浩一朗監修~

 

こんにちは!歯科衛生士の谷田です。

インフルエンザが流行っていますが体調管理には気をつけてくださいね😊

今回は歯周病むし歯の予防についての常識非常識

についてです。

今回は「歯周病と喫煙の関係」と「ステファンカーブについて」書かせていただきます。

 

まず歯周病ですが皆さん歯周病は「歯を失う怖い病気」だと思っていませんか❓

「歯がグラグラになって抜けて歯を失う病気」「短期間で歯が抜け落ちてしまう」と

思っている方も多いと思います。ですが実は違います「セルフケアと歯科のサポートで

歯は残せます!!

 

と、ここからですがタバコを吸っている方!!!「タバコは歯周病の進行を速めます!!」

実際の調査で30代の喫煙患者さんと40代の非喫煙患者さんでは同じくらいの

歯周病の割合。40代の喫煙患者さんと50代の非喫煙患者さん、50代の

喫煙患者さんと60代の非喫煙患者さんでも同じような割合でした。

なんと、「タバコを吸っている方は、吸わない方より10年歯周病の進行が速くなります

(※紙タバコだけではなく加熱式タバコも同様です。)

出典:日本ヘルスケア歯科学会実態調査1 より

歯周病を予防したい方は禁煙と歯科医院で定期的に検診を受けましょう😊🦷

 

続いて、ステファンカーブについてです。

まず皆さん、「むし歯になるのは甘いものをたくさん食べているから」だと思っていませんか❓

これもまた違います。

そこでなぜむし歯になるのかわかりやすいグラフがあるので見てください!!

そちらがこのグラフです!「ステファンカーブ」と言います。

ステファンカーブとは、飲食の後にどの位お口の中が酸性の状態が続くかをあらわすグラフになります。

飲食をするとお口の中は一時的に酸性に傾き、酸によって歯の成分が溶けだし(脱灰)、

その後、時間をかけて唾液が成分を歯に戻していきます(再石灰化)。

なので歯を溶かす力が戻りきる前に飲食をしてしまうと戻す力を上回る状態が続くと、むし歯に

なってしま可能性が高いお口の環境になってしまいます。

甘いものの「」ではなく、飲食の「食べる、頻度や時間」が大切になります。

決して甘いものだけがむし歯の原因ではありません。ですが、糖分はむし歯菌の餌になります。

なので、甘いものがつねにお口の中にあると唾液が歯を修復する時間が取れなくなってしまうので

のど飴を常に舐めていたり、ジュースをチビチビ飲んでいたりすると虫歯になりやすくなってしまいます!!

食事の回数を決め、ながら食べやだらだら食べを避けましょう!

 

お口の事で気になること心配なことがあればお気軽にご相談ください!

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