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口腔習癖(吸指癖)からの負のスパイラルについて
歯科衛生士の谷田です。
吸指癖(指しゃぶり)から起こる負のスパイラルについて
書かせて頂きます。
指しゃぶりをしていると指が障物となり
前歯の歯列が咬み合わずに開咬になることがあります。
これだけで問題は終わりません!!
開咬からさまざまな問題が起こります!!!!!
前歯部分が開咬になると前歯では噛むことができず
適正な一口量が保てないため咀嚼機能が低下します。
また、上下の歯列の間の隙間を埋めようとする異常嚥下がみられます。
異常嚥下により舌で前歯が押されることにより開咬が悪化し
口唇閉鎖不全になり口呼吸になることもあります。
状態的な口呼吸になることで「口腔乾燥」になり
口腔乾燥から→・虫歯・歯周病・口臭を惹起こす可能性も
あります。
口呼吸になると気道を確保するために下顎を下方に移動させるため
舌が前の方で低位(低舌位)になります。
低舌位になると発音する際に上下の歯の間に舌を挟みやすく
構音の問題が起こりやすなります。
舌を上下の歯の間に挟むことが多ければ多いほど
開咬傾向が強くなり「歯列」「咬合」はより悪化することになり
「負のスパイラル」になります。
お口ぽかーん、歯並びが気になる方は
お気軽にスタッフにお声がけ下さい。
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