保険でできる白い被せ物について｜三重県松阪市の歯医者「医療法人もみの木歯科」

医療法人もみの木歯科　院長　村田幸一朗　監修

 

被せ物を銀歯から白くしたいと思った事はありませんか？

 

実は保険の範囲内でも被せ物を白く出来るようになりました。

名称：CAD/CAM冠

しかし、条件がいくつかあります。

１：上、下の四番・五番の歯

（小臼歯という部位になり保険適用で白い被せ物が選べます）

２：下の歯六番目の歯

（七番目の歯が４本とも残っている場合、保険適用で白い被せ物が選べます）

３：上の歯六番目

（七番目の歯が４本とも残っている場合2020年4月より保険適用で白い被せ物が選べます）

４：全部の歯

（医師の診断書が必要となりますが、金属アレルギーの方は保険適用で白い被せ物が選べます）

保険適応の治療で銀歯しか選択肢がなかった歯を白くできるということは、すごく嬉しいことですが、メリットデメリットがあります。

メリット：・金属を使用しないので、見た目が良い

・金属アレルギーの心配がない

・料金は保険適応外のセラミックに比べると安価

・治療期間を短縮できる

デメリット：・プラスチックの材質なので、歯軋りや食いしばりが強い方には向かない

・外れやすい

・審美的にもセラミックほどの色のバリエーションがなく、最初は艶があってだんだんと表面が劣化し、艶がなくなる。変色しやすい

根の治療をして被せ物をするという事が多いので、根の状態を見て根によればCAD/CAM

冠を使用できない場合もありますので、先生の指示通りの対応をさせていただきます。

 

CAD/CAM冠の型取り方法は、

当院ではピンクの型取り材料を使用しています。

（白い被せ物になるので、色味も合わせていきます）

 

 

 

そして模型にしたいので、石膏というものを流します。

 

 

 

 

流し終え固まったら技工士さんに作製依頼し図の右から順に作製してもらい、完成です。

参照文献：nico2021年9月号

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