乳歯について?|三重県松阪市の歯医者「医療法人もみの木歯科」

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乳歯の交換期について🦷

〜医療法人もみの木歯科 村田幸一朗監修〜

 

こんにちは。受付助手の鈴木です。

台風10号の影響で豪雨が続きましたが、皆さま被害などございませんでしたか?

台風が過ぎた現在は、また暑い日が続いています。体調などに気を付けてお過ごしくださいね。

 

さて、今回お話しするのは乳歯についてです!

皆さまは乳歯が何本あるかご存じでしょうか?

 

前歯が上下4本ずつ、糸切り歯が上下2本ずつ、奥歯が上下4本ずつの合計20本です。

生える順番は、下の前歯(乳中切歯)→上の前歯(乳中切歯)→乳側切歯→第一乳臼歯

→乳犬歯→第二乳臼歯という順番です。

生後8カ月ごろになると下の前歯が生え始めます。歯が生えることで歯を支える骨(歯槽骨)が成長して舌が口の中におさまるようになります。

12か月ごろになると上下の前歯が生え揃います。このころには舌が口の中にしっかりとおさまるようになり、顎や唇とともに協調運動が始まります。この協調運動によって租借機能が発達し、離乳食の完了の時期となります。

 

次に歯の交換期に起こる問題点についてお話しします。

乳歯から永久歯に生え変わるのはだいたい6歳ころからです。最初に下の前歯から生え変わることが多いですが、まれに乳歯が抜ける前に永久歯が生えることもあります。

糸切り歯(犬歯)は上より先に下の糸切り歯の方が早く交換されます。糸切り歯は前歯が生え揃った後に生え始めるため、生えるスペースが無くなることや、埋まったままの状態になることがあります。それに加え、生えてくる方向が曲がったり本来の位置より低い所に生えてしまうことがあります。

第一小臼歯や第二小臼歯は10歳から12歳にかけて生え変わりますが、交換する前の乳歯の状態によっては生え変わりが遅くなることがあります。

特に乳歯の奥歯が、隣り合う歯と比べて顎の中に埋まっているような状態だと乳歯がなかなか抜けません…。

このような場合は生え変わりが自然に行われず、歯科医院で抜歯した方が良い場合があります。

乳歯から永久歯に生え変わるときは問題が見られることがありますので、お口の中をしっかりと観察するよう心がけましょう!

何か気になることや心配なことがあればお気軽にご相談くださいね!

 

~子どもの歯を守るキーワード59 学建書院参照〜

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