当院でのお子様の定期検診について|三重県松阪市の歯医者「医療法人もみの木歯科」

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当院でのお子様の定期検診について

 

こんにちは、医療法人もみの木歯科 歯科衛生士の小林です。

今回は当院のお子様の定期検診の流れについてお話ししていきます。

《お子様の初診来院時から定期検診になるまでの流れ》

【初診】

初診のお子様には大人の方と同様に問診票を記入して頂きます。

痛みがあるところや気になるところがあれば確認していきます。

全体のチェックをします。(むし歯、清掃状態、歯並び)

◯むし歯がある場合、むし歯の治療をします。

治療を全て終了後に歯のクリーニングとフッ素塗布を行います。

◯むし歯がない場合、歯磨き指導・歯のクリーニングとフッ素塗布を行います。

定期検診へ

基本的に、お子様の定期検診は4ヶ月ごとに診させて頂いております。

尚、むし歯リスクが高いお子様や清掃状態によっては1ヶ月、2ヶ月といった短い間隔を提案させて頂く場合がございます。

 

〜 むし歯予防 〜

《フッ素について》

フッ素の働き

フッ素には3つの働きがあります

1.歯を強くする

フッ素が歯に取り込まれ、むし歯に強い溶けにくい歯を作ります

 

 

2.再石灰化を促進する

自然治癒が可能な初期のむし歯では治癒を助けることができます

 

 

3.むし歯菌を抑制する

フッ素が歯垢に入り、歯を溶かす酸が作られるのを抑えます

 

 

フッ素には歯科医院で行うものと家庭で使用するものがあります。

〔 歯科医院で行うもの 〕

◯フッ素塗布

 

〔    家庭で行うもの   〕

◯フッ素洗口

(商品名)ミラノール

毎日法です。ミラノール顆粒を専用のボトルに水道水を線のところ(200ml)加えます

一回の使用量は5ml(付属の透明キャップ一杯分)で約40日分使用することができます。

夜の歯磨き後に1日一回使用してください。

当院にて販売しております。むし歯予防には最適で、特にむし歯リスクが高いお子様にお勧めさせて頂いております

 

 

 

うがいが出来るようになってから使用

 

 

 

 

◯フッ素配合歯磨剤

毎日の歯磨きで使用するフッ素入り歯磨剤と、歯磨き後に使用するフッ素ジェルがあります

※お子様が小学5〜6年生くらいまでは親御さんに仕上げ磨きをして頂くことをお勧めします。

歯科医院では比較的濃度が高いものを使用するため、4ヶ月に一度の定期検診でフッ素塗布をさせて頂いております。当院ではフッ素塗布の間隔を4ヶ月で行っておりますが、3~6ヶ月毎に行う場合もございます。

ご自宅で使用を継続するのに加え、歯科医院で定期的にフッ素塗布をしていくことによってむし歯予防になります。

 

 

 

◯キシリトールの摂取

キシリトールとは…

むし歯予防効果が実証されている天然甘味料
食後にキシリトール配合のガムなどを摂取するのが良いとされています

歯科医院専売のキシリトール100%のガムやタブレット、チョコレートなどが有効

※市販のものはキシリトールが100%ではないのと、他にも甘味料が含まれているためむし歯予防には適しません

 

 

◯おやつの摂り方

おやつを食べる際は、量ではなく与える回数が問題です

回数を決めて、出来るだけ少ない回数でだらだら食べをしないようにすることが重要です

飲み物も、ジュース、炭酸、スポーツ飲料はむし歯リスクが高くなるので注意が必要です

 

 

 

《シーラントについて》

歯のかむ面の溝に樹脂をつめて、むし歯を予防する方法です

歯を削らずにつめます

 

 

 

 

 

 

 

奥歯のかむ面の溝にします。基本的には永久歯ですが、溝が深い場合乳歯でも適応です

 

 

 

生えたての歯は溝が深く、丁寧に歯ブラシを当てていてもしっかりと汚れを落としきれずに

むし歯になってしまうことが多いです。

~時期~

6歳臼歯が生えた頃

その後は生え変わり時期にあわせて行います

注意

シーラントは歯の溝からむし歯の予防には効果的ですが全てのむし歯を予納するものではないので日頃からの歯磨きと定期的なチェックを

おすすめします

 

 

お子様のお口に関することで何かご相談などありましたら来院の際にお気軽にお声かけくださいね

 

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