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歯が痛くて夜も眠れない、、、痛み止め飲んでも効かない、、、ずっとズキズキしている、、、
という経験はありますか( ; ; )?
実はこの症状というのは、虫歯が大分進行してしまっているということです。
虫歯にはいくつか種類があります。
歯の表面のエナメル質が溶けて穴が空いた状態。
痛みやしみるなどの自覚症状は感じられないです。
治療内容は歯を少し削り、レジンという歯科用プラスチックを詰めます。
エナメル質内部の象牙質という部屋まで、虫歯が進行した状態。
象牙質は神経を覆っている組織のため、虫歯が象牙質まで進行すると、
痛みや冷たい物、甘い物がしみるといった自覚症状が出てきます。
神経を保護する薬を詰めて様子を見て、レジンを詰めるか、
型取りをしてインレーと呼ばれる詰め物を詰める治療を行います。
虫歯が神経まで達した状態で、激しい痛みを伴う。
それまで我慢していても、この痛みに耐えられなくなって歯医者を 受診する人も多いです。
神経まで達した虫歯の場合、麻酔をして神経を取り除く「抜髄」を行います。
虫歯菌により歯はすっかり溶けて根だけになった状態。
激しい痛みは治まるが歯を残すことはできず、
残念ながら抜歯を行います。
今回は3つ目の神経まで虫歯が到達してしまったことをお話ししていきます。
歯の根の治療ってどんなの??って気になりますよね。
単に「歯の神経を取る」というイメージのある歯の根の治療。
でも正確には、「細菌感染を起こした部分を除去する」治療なのです。
断面図で見ていくと、歯には歯髄といって神経が通っているお部屋があります。
まずは、神経のお部屋が見えやすいように、歯の頭の部分を削り落とします。
削り終えれば、針のような器具で歯の神経を除去してきます。
この作業を行う際には必ず、当院では唾液が入らないように『ラバーダムシート』という緑or青色のシートを歯につけていきます。
唾液には何億個の細菌がいて、その細菌が歯の神経のお部屋に入ってしまうと、虫歯の治りが遅くなったり、根の中が弱くなってしてしまうため、しっかり防御します。
そして、根の治療、洗浄と消毒を何度か繰り返し行います。
根の中が綺麗になれば、歯の根を強くするために、最終的な消毒のお薬を入れます。
根の治療の途中で中断されますと、細菌が入り、再度根の治療をしないといけない可能性と、最悪抜歯になるかもしれないので、中断は控えましょう。
そして、お薬を入れて終わりでなはく、今は歯の頭がない状態なので、被せ物を入れるために、土台(ファイバーコア)を歯に立てて、被せ物という流れになります。
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