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[2020年2月18日] 電動歯ブラシについて

こんにちは。

歯科医師の大森です。

年があけ、はや2月も終わりに近づいています。

3月はいつも花粉で鼻ずまり、くしゃみで鼻のスプレーが手放せないので、

今年も3月が不安ですが、なんとか乗り切っていきたいと思っています。



さて、今回のテーマは、電動歯ブラシと、歯ブラシについてです。

治療の際にも、たまに電動歯ブラシは、歯ブラシよりいいのか?や、

何を使用したらいいのか?等を聞かれます。

まず電動ハブラシについてですが、電動歯ブラシは、

1960年代前半に手用歯ブラシを十分に使用できない

高齢者や、子供、身体に障害のある方の為に開発されました。

電動歯ブラシには、音波式電動歯ブラシと、超音波式電動歯ブラシがあります。

音波式電動歯ブラシ(ソニックケアー、オーラルB)は、毎分30.000回以上の超高速振動

と振幅に組み合わせによって介在する唾液などの水分を激しく振動させます。

毛先数mm先の歯垢も除去できると言われています。

超音波式電動歯ブラシ(ウルティマ)は、1.6MHzの高周波領域の.振動が唾液を介して

歯面の汚れをとります。こちらは、毛先の振幅がとても細かいので毛先を歯面にあてて

手用歯ブラシと同じように動かして歯垢を除去する必要があります。

こういったことから、手用歯ブラシより電動歯ブラシの方が優れており、

現に電動歯ブラシを使用することで歯ブラシが上手になると考えてしまいがちです。

実際の研究では、電動歯ブラシの方がよいとするものや、有意差はないとするものもあるそうです。

しかし、2002年に発表された研究では、電動歯ブラシと、手用歯ブラシでは、大きな差はなく、電動歯ブラシの方が優れているという根拠がないという研究が出されたそうです。こういったことから、電動歯ブラシであれば優れているということはないということがわかります。しかし、矯正治療中の方、インプラント、歯ブラシがうまく治療できない子供や、高齢者には、効果的なものです。

これらから、電動歯ブラシを使用するにしても、手用歯ブラシを使用するにしても、個人個人にあった磨き方、歯ブラシを使用することが大切になります。

また、歯の間は、どちらでもしっかり除去することが難しいので、歯間ブラシ等の

補助的なものも使用することも大事です。

もみの木歯科では、患者さん一人一人にあった歯ブラシや、磨き方をお伝えしています。また、いつでもご相談ください。                        

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