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[2019年1月19日] 1月も中旬

こんにちは、もみの木歯科 歯科医師の丹羽です。

1月も中盤を過ぎてきました。

受験や国家試験のシーズンですね。

小学校、中学校、高校、大学、大学院、国家試験等色々ありますが、そこの合否は人生に大きく影響します。

例えば、歯医者になるには歯学部に入らなくてはいけません。入らないと歯医者にはなれません。

小学校から高校まで一貫校、中高一貫校、高校、他の大学に途中まで通ってた、卒業してきたなど、全然違う環境にいた人が大学では一緒になります。高校を卒業するか同等の資格があれば、それまでの過程は関係ありません。多くの他の学部は大学で4年間学んで就職を決めますが、歯学部は大学に入った時点で歯科医になると就職を決めた人がみんな一緒に6年間勉強をします。でも、最近の歯科医師国家試験の合格率は65%前後。学生時代は「隣の人が受かったら、自分は落ちると思え」と言われたくらい精神的に苦しい中、国家試験に受かるために勉強をしました。(ついでに、歯科医はワーキングプアという感じに雑誌に書かれて、歯科医になってもなれなくても大変だって感じでした。今もAIで食えなくなる職業1位らしいですが。。。)

国家試験に受かると研修が必須になります。

この研修先も応募者多数だとちょっとした試験があります。

僕は将来、「地域に根ざした開業医になりたいな〜」と漠然とした思いをもとに、「高齢化社会になるから、健康とは言い難い色んな全身状態の人が増える世の中になるから、そういう人にも対応できるようにならなきゃアカンなー」と思い、口腔外科で研修をして、今は地域に根ざした歯科治療を提供するもみの木で学びながら働いています。

というわけで、試験は合格することが目的ではなく、やりたいことをやるための中間チェックポイントみたいなものなので、受験生の皆さんは頑張ってくださいね。

 

さて、話は変わりますが、歯医者さんで標榜できるのは歯科、小児歯科、矯正歯科、口腔外科の4つだけです。

大学とか大病院は他にも補綴科、歯周病科、歯内療法科、障害者歯科、高齢者歯科、インプラント科、放射線科など色々な専門に分かれていますが、基本的には上の4つ以外は標榜できません。

歯科医の資格があれば、専門医の資格がなくても上の4つはどれを標榜してもしなくても問題がありません。

ただ、役割として、開業医の多くは専門の資格はなくても、一通り勉強をしていますので、診断をして、自分でできる治療は自分で行います。そして、必要があれば専門医のいる病院に紹介をして連携をします。

例えば、口腔外科です。

親知らず一つにしても色々な生え方がありますので、当院で抜ける親知らずもあれば、抜けないものもあります。抜けないものには生える位置方向、神経との距離、全身状態など色々な理由があります。

他にも、ガンや粘膜疾患などのチェックもします。

ただ、怪しいのはわかりますが、確定診断やオペは開業医ではなかなかできないので、専門の口腔外科に依頼します。

何か大きな全身疾患を持っていて、処置をするのにはリスクが高い場合も、他の科があり緊急処置に対応できる大きな病院の口腔外科に紹介することもあります。

つまり、一般歯科と病院の口腔外科の違いは一般歯科では対応できない処置や全身管理が必要な処置に対応する技術や環境が揃っているか揃っていないかです。

何科にかかったらいいかわからないという患者さんだったり、専門の方が良いのかなと考える患者さんもいますが、一般歯科は診断をして必要ならば専門のとこに紹介しますので、何か気になることがあれば、いつでもご相談ください。