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[2018年12月26日] 歯磨き粉について

こんにちは!             

歯科医師の大森です。

12月ももう終わりが近づいてきました

時間が経つのは早いですね。

去年は、松阪マラソンに出場したのですが、今年は、お伊勢さんマラソンに出場しました。

5キロでしたが、ゆっくり走っていたので思ったよりしんどくなく、完走できて良かったで

す。

インフルエンザが流行っているみたいなので、体調管理をしっかりしていきたいですね。

 

さて、今回は、どういった歯磨き粉を使用したらよいかについて説明していきたいと思いま

す。薬局にはたくさんの歯磨き粉があり、何を使用したらよいか迷いますよね。今回は、歯

磨き粉の成分についても触れながら、お話していきたいと思います。まずは、歯磨き粉の種

類についてです。歯磨き粉の成分には、基本成分と、薬用成分があります。基本成分は、歯

基本成分には研磨剤保湿剤発泡剤結合剤甘味料着色料防腐剤可溶化剤が入っ

ています。メインの基本成分を説明すると、

研磨剤・・・歯面の滑沢化を行う(リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、ピロリン酸カルシ

                ウム等)

保湿剤・・・水分の減少による硬化の防止(グリセリン、ソルビトール、プロピレングリコ

                    ール等)

発泡剤・・・発泡させることで、有効成分を口腔内に分散させる。(ラウリル酸ナトリウ

                               ム、ラウリルスルホン

                               酸ナトリウム、アルキ

                               ルスルホン酸ナトリウ

                               ム等)

結合剤・・・固相と、液相の分離防止(カラゲナン、ヒドロキシエチルセルロース、

                  アルギン酸ナトリウム等)

防腐剤・・・歯磨剤の変性、腐敗の防止(安息香酸ナトリウム、パラオキシン安息香酸、パ

                   ラペン)

香味料・・・爽快感の付与

甘味料・・・使用感の改良

 

薬用成分は、基本成分に加えて入っている成分になります。効果としては、虫歯の予防を促

ものや、歯周疾患の予防や、知覚過敏口臭予防等があります。細かい成分は、たくさん

あるので、省きますが、歯磨き粉の見出しに歯周病予防の成分配合、知覚過敏の方にオスス

メなど、書いてあります。基本的に、歯磨き粉を選択する時、自分の症状と、見出しに書い

てある合うものを選んで頂ければ大丈夫だと思います。大抵、一種類の成分だけでなく、

虫歯予防や知覚過敏に効くなど、いくつかの成分が入っていることが多いです。

虫歯予防の成分の一つとしてフッ化ナトリウムがあります。いわゆるフッ素が含まれてい

る、というのは、このことです。以前は1000ppmまでだったのですが、近年、1500ppm

まで歯磨剤にフッ素を含有してもよいとなりました。今市販でも1450ppmのものが売ら

れるようになりました。フッ素については、別のブログで詳しく話しているので、ここでは

触れませんが、6歳未満のお子さんには使用はできないのですが、虫歯の予防(歯を修復す

る唾液の働きを促進させる)に効果があるので、是非フッ素の濃度も、歯磨き粉にかい

てあるので、確認して購入してみてください。ちなみに、歯磨きしたあとは、お口の中にフ

ッ素が留まるように、うがいは、少なくしたほうが良いとされています。

                                  歯磨き粉.pngのサムネール画像